U-23日本はJ・アリに警戒せよ!五輪切符かけ30日にイラクと激突 同国記者「ドリブル能力も凄いぞ」
2024年04月28日 02:30
サッカー
A代表では森保ジャパンと対戦した今年1月のアジア杯1次リーグ第2戦でも先発して勝利に貢献。トップ下やウイングをこなし、好機での決定力はもちろん、突破力も武器だ。イラクの地元メディアはそろって「国を代表するベストキッカーだよ!」と形容し、イラクスポーツエージェンシーのカラル・モハメド記者は「ドリブル能力も凄いぞ」と語る。この日も鋭いシュートや推進力でゴールを脅かし、A代表に名を連ねる実力を示した。
日本は16年リオデジャネイロ五輪の最終予選の準決勝でもイラクと対戦し、勝って五輪切符を獲得している。大岩ジャパンもイラクとは今大会開幕前の11日、ドーハ市内で練習試合に臨んでいる。完全非公開で行われたが、同国メディアによると、1―0で日本が勝利した。
ただ、当日はJ・アリが不在の編成だったため、油断はできない。守備陣ではA代表としてアジア杯の日本戦に途中出場したDFザイドがいる。全体として個人で局面を打開するプレーが目立ち、大岩監督は「個人的なスキル、パワー。組織力というより、個の単独のパワフルさやスピードに注意しないといけない」と印象を語った。
93年にW杯米国大会出場を逃した悲劇も、リオ五輪出場を決めた歓喜も、場所は同じドーハで相手はイラクだった。因縁の地で再び大事な切符を懸けて激突する。
▽16年リオデジャネイロ五輪アジア最終予選兼U―23アジア杯準決勝イラク戦(1月26日 ドーハ)1次リーグを全勝で1位通過した日本はイランとの準々決勝を延長の末に制し、今大会と同じく勝てば五輪切符の大一番でイラクと激突した。前半26分にFW久保裕のゴールで先制。同43分に追いつかれたものの、延長突入直前の後半48分にMF原川がミドルシュートを決め、2―1で劇的勝利。6大会連続の五輪出場を決めた。「ドーハの悲劇」の93年生まれの選手が多く、手倉森監督は「歴史を変えるいい勝ち方だった」と喜びを表現した。
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