首位の町田・黒田監督がFW競争激化でうれしい悩み 起用ポイントはギラギラ感「観察は相当している」
2024年05月09日 21:24
サッカー
ここまで戦力のやりくりに頭を相当悩ませてきたという黒田監督は「待ちに待った状況なんだけど、すごく困っている」と苦笑い。「ここまで使った選手を外す理由がなかったり、外国人枠の問題も出てきた。ないものねだりで申し訳ないけど、いい悩みを抱えている、やっとその悩みを抱えられるようになった」と正直な心境を明かした。
今後の選手起用のポイントとして、黒田監督は「ギラギラ感」を挙げた。「オレは練習中はコーチに任せてほぼ話さないけど、観察だけは相当しているぞと選手に伝えている。ギラギラとメンバーに入ってやろうという奴の姿勢は全部評価として頭の中に細かく残るし、記録もしている」と強調する。
「自分で頑張ったつもりでも、評価は必ず他人がするもの。何かの訴えができなければ入ってこられないし、選ばれなければそれに値しなかったと自覚できるようにしていく」。たとえ勝利に貢献できても、要所で一瞬でも気を抜けばベンチ入りの保証すらない。激しい競争原理が、町田の快進撃を支えている。