アジア女王狙う三菱重工浦和 元なでしこ田中陽子在籍の仁川現代と激突 10日アジア・クラブ選手権決勝
2024年05月09日 14:55
サッカー
対する仁川現代は国内リーグ11連覇中の韓国の名門。元なでしこジャパンのMF田中陽子も在籍している。チームを代表して会見に臨んだ田中は「浦和のサポーターは応援が多い。そこは私が先に(チームに)話をして、逆に自分たちの力にできるように。負けないように自分たちのペースでプレーできるようにしたい」と日本での一戦に闘志を燃やした。隣に座った柴田は世代別代表時代のチームメートで「こうやって一緒にプレーできるのは心からうれしい。お互い駆け引きしながら楽しみたい」と再会を喜んだ。
今大会は24~25年シーズンに新設される女子アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のプレ大会として実施。昨年11月に1次リーグが行われた。今年3月にアジアサッカー連盟(AFC)が急きょ決勝の中止を発表したが、その後、関係各所が協議を重ねて再び開催が実現。楠瀬監督は「アジアの女子サッカーはこんなに凄いんだと証明し、次の道が開くきっかけになればいい」と開催の意義を強調した。