Jリーグ、ワールドクラスの選手育成を目指す「Project DNA」進捗を説明
2019年04月26日 19:24
サッカー
「Project DNA」を受け今年からJリーグの組織に新設された「アカデミー・リーダーシップ・チーム(ALT)」の会議は既に始まっている。4月の初回会議では、Jリーグと各クラブが作る細かい評価要項を元に、各クラブのアカデミーの進捗(しんちょく)状況を知る実行書「アカデミーパフォーマンスプラン」の導入を同意した。
また、選手の試合環境設備についても検討。トップチームの練習に参加しているが試合には出られない、それでも高校生の試合ではもてあます実力を持つ育成年代の選手の強化に主眼を置いた、U―21リーグの設置に関する議論も行われているという。
選手を導く指導者育成に関しては、コーチを指導するヘッドオブコーチの養成コース「JHoC(ジェイホック)」を設けた。6月10日から早速1期生のコースが始まる。24年までの計4期で72人を養成し、将来的に各クラブに最低1人、個の育成などに関する高いスキルを持つ「JHoC」を修了したヘッドオブコーチングの配置を目指していく。