U―20日本代表 イタリアとドロー 1位突破逃すもW杯2大会連続の決勝T進出
2019年05月30日 03:02
サッカー
日本は前半2分、MF斉藤未(湘南)が相手の意表をつくロングシュート。これは相手GKに惜しくもはじかれたが、続くCKから絶好機。キッカーのMF山田が中央へグラウンダーのボールを入れるとニアサイドに走り込んだ味方がスルー。これでフリーとなったMF斉藤光(横浜FC)が右足ダイレクトで狙うもわずかに枠の外。
同9分にはDF東(広島)が自陣から前線へロングフィード。これをFW田川が鋭い出足でペナルティーエリア内に進入しボールを受けようとすると、後ろから相手DFに倒されPKを獲得。しかし、キッカーのMF伊藤(名古屋)が右隅に放ったシュートはGKに防がれ無得点。絶好機を逃してしまった。
すると同20分にアクシデント発生。FW田川が自陣からのクリアボールをスピードを生かし、相手DF競り合いながら裏へ抜けると左足でシュートするも力なくGKのもとへ。この直後にFW田川が右太ももの裏を押さえ、自ら交代のジェスチャーでベンチにアピール。同22分にFW中村(G大阪)が入り、田川は担架に運ばれピッチを後にした。
0-0で折り返すと後半21分、FWオリビエリ(ユベントスU23)に裏へ抜け出されGKと1対1のピンチ。ここで守護神・若原(京都)が落ち着いた反応でシュートを防ぎ、チームを救った。
同32分には左肩を負傷した様子のMF斉藤光がDF鈴木冬(湘南)と途中交代。その後は決定機が作れず試合終了となった。
B組は最終的に1位イタリア、2位日本、3位エクアドル、4位メキシコという結果に。決勝トーナメント1回戦で対戦するF組は第2戦を終えアルゼンチンが2連勝で1次リーグ突破が決定。2位は順当なら2連敗の南アフリカと第3戦を行うポルトガルとの対戦が濃厚だが、アルゼンチン―韓国戦の結果次第では韓国やアルゼンチンとの対戦となる可能性もある。