バルサ、C大阪内定の西川リストアップ Bチームなどで育成プラン
2019年07月04日 05:00
サッカー
鹿島のMF安部に正式オファーを提示するなど、日本人選手の才能を評価するバルセロナ。安部の動向に左右される可能性もあるが、来年2月21日に18歳の誕生日を迎える西川を育て上げるため、U―19やバルセロナBなどを経て、徐々にステップアップさせる計画も持っているという。すでに来季からのC大阪加入が決まっている中で、期限付き移籍で獲得する考えもあるようだ。
C大阪の特別指定選手として登録されている17歳は、すでにJ1の舞台を経験済み。以前に将来的な目標を問われ「海外でプレーしたいという気持ちがあります」と話していた。C大阪の森島寛晃社長も、一般論として「選手がいろんなところから注目されるというのは良いこと」と語っている。
同学年で南米選手権にも出場した日本代表MF久保建英は、スペイン1部Rマドリードに完全移籍で加入することが決定した。西川の今後にも注目が集まる。
◆西川 潤(にしかわ・じゅん)2002年(平14)2月21日生まれ、神奈川県出身の17歳。青葉FCから横浜ジュニアユースを経て、兄と同じ桐光学園に進学。過去にU―15日本代表などに選出され、今年はU―20W杯ポーランド大会に出場。1メートル80、70キロ。利き足は左。