【天皇杯2回戦 アルテリーヴォ和歌山1―3C大阪 ( 2019年7月10日 ヤンマースタジアム )】
敗れはしても、試合後にはC大阪のゴール裏から「アルテリーヴォ」コールがわき起こった。J1から数えて5部相当にあたる関西リーグ1部のアルテリーヴォ和歌山は、天皇杯2回戦でC大阪と対戦。前半38分に先制されながら、後半7分にMF林祥太が同点弾をマークした。
90分間で決着が付かず、試合は延長戦へ。ここで2得点を奪われて突き放され、力尽きた。だが、試合後には健闘を称える拍手が自然と発生し、和歌山の選手がC大阪サポーターのもとへあいさつへ行くと、ゴール裏から「アルテリーヴォ」コールも起きた。
「“何点取られても、1点取ろう”と後半に入った。取れたことは誇りに思います」と坂元要介監督。「関西リーグではもう少し前からいく感じで、引いて守ることは苦手な部分だった。リトリートした中でも、ある程度は守れる自信ができた」と振り返った。