シントトロイデン移籍の鈴木優磨、決断の理由は「年齢的な部分」
2019年07月16日 12:52
サッカー
移籍を決意する前、あるストライカーに1本の電話を掛けていた。相手は昨夏まで鹿島のエースだったFW金崎夢生。「サッカーはこういうもの、プロっていうのはこういうものだと教わってきた」存在で、金崎はかつてニュルンベルク、ポルティモネンセに在籍していた。
「(金崎は)“一つ目の(海外移籍先の)クラブで試合に出ると出ないではこの先が大きく変わってくる”という話をしていて、自分自身と考えていることが全く同じだったので自信持って決断をすることができた」
トルコ1部ベシュクタシュからもオファーを受けていたが、「条件というよりも確実に試合に出てステップアップしたいという思いから、シントトロイデンは最適なんじゃないかと自分の中で選んだ」という決断につながった。
「W杯よりも欧州CLの決勝に出たい思いが強い」。そして「僕はプレミアリーグが大好きなので、プレミアリーグに行って、岡崎(慎司)選手のように渡り歩いて戦い抜きたい」という将来の展望も描く。小学生の頃から17年間育った鹿島を巣立って、新たな道を切り開いていく。