浦和MF関根“ただいまアシスト”復帰戦飾る股抜きクロス
2019年07月21日 05:30
サッカー
約2年ぶりに立ったJ1のピッチ。「プレッシャーもあった中でワクワクしている自分もいました」と関根。先発を確信したのは前日練習で主力組の左WBに起用された時だったという。時にエゴイストに、ダイナミックなプレーを意識したという。ドリブルの切れ、前への推進力は健在だ。前半だけで3得点と爆発した攻撃を活性化させた。
欧州での2年間は決して順風満帆ではなかった。17年夏に移籍したインゴルシュタットでは出場機会に恵まれず、昨季はシントトロイデンに期限付き移籍するも左太腿などのケガに泣かされた。新天地を求めた今夏、興梠にも相談を持ちかけたという。「間違いなくレッズが変わるから戻ってこい」と声をかけてもらった。迷いは吹き飛んだ。
アシストの場面。関根のいる左に展開したのが興梠だった。シュートはまさかの空振りに終わるも、うまくキープし関根にパスを通した。興梠は“空振り”については「シュートフェイントで相手がうまく引っかかった」と笑わせたが、関根のプレーに話題が及ぶと「アイツ(関根)が入ると、こんなにも変わるのかと。100点あげてもいいんじゃないですかね」と称賛が止まらなかった。
アシスト直後、関根の胸には得点者の橋岡が猛烈な勢いで飛び込んで来た。「言った通り、言った通り!と叫びながら激しかったですね。まあ、あいつ(橋岡)も横浜戦で失点に絡んで落ち込んでましたから…」。試合前から仮想していた得点シーンだった。1―3と大敗した横浜戦(13日)での悔しさを晴らした後輩の喜びを全身で受け止めていた。
次戦は31日、ホームに鹿島を迎える。関根は「埼スタでやるのが一番のモチベーション。次はゴールを取れれば」と話す。欧州での2年間、激しい当たりの中でプレーしてきた自負がある。体をぶつけられても焦らなかった。ボールを持っても以前より周りが見えるという。成長した姿を見せるには最高の舞台が待っている。
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