清水・西沢 決勝弾で“ポスト北川”へ名乗り!3戦ぶり勝利に貢献
2019年08月03日 22:10
サッカー
「落ち着いて決められた。(GKに)弾かれても右にドウグラスが詰めていたので得点になると思った」と声が弾んだ。
前日の2日。7月末にオーストリア1部、ラピード・ウィーンに旅だった同学年のFW北川航也(23)に思いを馳せた。三保の練習場で「航也が頑張れば僕も頑張れる。航也の後は僕が引き継ぐ」と、自身への奮起の思いも込めて「ポスト北川」に名乗り。
今季デビューから「シンデレラボーイ」の存在だった22歳は、強敵を沈める一撃を放ち、エースの代役を果たすパフォーマンスで有言を実行した。
これで3得点はすべて決勝弾。「自信になった」。DF陣も13試合ぶりの無失点で意地を見せた。西沢の輝きとともに、新しい船出の清水が最高の形で再スタートを切った。 (大木 穂高)