【明治安田生命J1第21節第2日 湘南3―2鹿島 ( 2019年8月3日 BMWスタジアム平塚 )】
湘南が3―2で勝ち、後半戦4試合で3勝目を挙げた。後半4分に左サイドの杉岡大暉(20)のクロスをゴール前で山崎凌吾(26)が合わせて先制、6分にも杉岡のクロスを野田隆之介(30)が決めてリードを広げた。その後2失点して2―2で迎えたアディショナルタイムの51分、梅崎司(32)の左CKを坂圭祐(24)が逆サイドで頭で合わせて決勝点となった。
坂は「それまで天馬(松田)がキッカーだったときはニアに入っていたが、ウメさん(梅崎)に代わったのでファーに入った。バーに当たったので跳ね返ってくるかと思ったが、気持ちで押し込んだ」と、今季初ゴールを振り返る。
チョウ・キジェ監督(50)も「鹿島は安定感があり、日本で一番シュートを決めることがうまいチーム。暑い中でオープンになるとやられると思った。後半の入りは前向きだったが、あの時間で2―0になるのは慣れていないので。自分たちが目指しているものがでるようになってきたしチームの成長が見えた」と、勝利を高く評価した。