松本 痛恨ドロー…終了間際まさかの失点で10戦白星なし
2019年08月19日 05:30
サッカー
3戦ぶりの得点が唯一の光明だ。後半35分にセルジーニョからのロングパスに抜け出した永井がゴール。「久々のスタメンだったので自分しかできないプレーをしようと思った。点につながって良かった」と相手GKとの1対1を冷静に制して今季2点目を挙げた。
負傷で7試合先発を離れていたが、練習で好調を維持。指揮官も「調子がいい」と認める中で先発で起用された。ゴール直前にも同じような場面で好機を逃したが「何回も駆け引きしよう」と前向きな気持ちを維持した。
“1日1得点”を目標に練習に励む。「ここから急にうまくなることはない。自分が点を取らないと」と強い責任感で自らを突き動かす。
今季は主に1・5列目での起用が目立つ。前田大然がポルトガルに移籍し、裏への抜け出しがより求められる位置だが「シャドーの動きが染みついている」と慣れてきた中でDFの裏を突く動きで得点を挙げた。
それでも勝ち点1にとどまったことで満足はしていない。「自分がチャンスで決め切れていれば勝ち点3が取れた」。チーム浮上へ「浦和戦(23日)もビビらず前に出る」と巻き返しを誓っていた。