【明治安田生命J1第26節 FC東京0-2鹿島 ( 2019年9月14日 カシマ )】
悲願のリーグ初制覇に暗雲が立ちこめた。FC東京は首位攻防戦で手痛い黒星。16年から鹿島戦は6戦不敗だったが、勝ち点差は1に縮まった。ラグビーW杯で本拠地が使えないために生まれた“地獄のロード”3戦目。長谷川監督は「非常に悔しい結果」と唇をかんだ。
前半2分にCKから先制を許し後半33分に追加点を奪われた。シュート数では相手を5本も上回る12本を放ったが、ゴールが遠かった。後半6分のMF東、同15分の日本代表DF室屋、同27分のブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラといずれも決定機に決められなかった。指揮官は「鹿島らしさにやられた。決定機を決められず、逆にやられてしまった」と相手が一枚上だったことを認めた。残り8試合。真価を試される踏ん張りどころがやってきた。