C大阪のFW鈴木孝司(30)が16日、18日の天皇杯4回戦・鳥栖戦(駅スタ)で、移籍後初先発する可能性が高まった。ロティーナ監督は「リーグ戦で出場時間の少ないメンバーが出るだろう」とターンオーバーを示唆。2大会ぶりの優勝へ向けて総力戦の構えだ。
JFLでもプレーした鈴木は今夏J2琉球から完全移籍で加入。1日のリーグ川崎F戦でJ1初得点を決めたが、ここまで4試合全て途中出場となっている。「自分としては一発勝負には強いタイプだと思っている。出場すればチームのやるべきことをこなしつつ、FWとしてゴールを取りたい」。天皇杯後の28日にはG大阪との大阪ダービーが控えている。連係を高め、最大のライバルとの一戦に弾みを付ける。