【鈴木啓太の視点】ベンチの采配光った 左から攻めて攻撃に厚みを

2019年10月16日 09:30

サッカー

【鈴木啓太の視点】ベンチの采配光った 左から攻めて攻撃に厚みを
左サイドから先制点をアシストした中島(撮影・西海健太郎)  Photo By スポニチ
 【W杯アジア2次予選   日本3―0タジキスタン ( 2019年10月15日    ドゥシャンベ )】 アウェーで相手がパワーを持ってくるし、ピッチも慣れていないことを考えれば、3―0で勝ったことは評価できる。後半から鎌田と南野のポジションを入れ替えたり、途中出場の浅野が点を取るなど、選手交代を含めてベンチの采配もよかった。モンゴル戦からメンバーを4人入れ替えたが、コンディションを考えてのことだろう。結果を出しながら徐々にチームをつくっていることを考えれば、素晴らしい。 【日本代表メンバー  日程&結果
 その中であえて探すとすれば、全体的に右サイドからの攻撃に比べて左サイドからの攻撃が少なかった。ボールの流れや選手の特徴で一概に言えない部分もあるが、全体のバランスを考えればもう少し左から攻めて厚みがあってもいい。もうひとつは相手がカウンターで攻撃をしてきたときのリスクマネジメント。真ん中から攻められたときにセンターバックとボランチの対処が少し気になった。欧州の強豪でもいつもパーフェクトな試合ができるものではないが、もっと良くなると感じた。 (元日本代表MF)

おすすめテーマ

2019年10月16日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム