大分、最終戦黒負けも9位残留 J1初挑戦の片野坂監督「これが今の実力」
2019年12月08日 00:22
サッカー
![大分、最終戦黒負けも9位残留 J1初挑戦の片野坂監督「これが今の実力」](/soccer/news/2019/12/08/jpeg/20191208s00002179184000p_view.jpg)
一方で悔しさも残った。最終戦は5位のC大阪にゴールを奪えずに完敗。「勝ちたかった。寒い中、集まってくれた皆さんに勝利をプレゼントして一緒に喜びたかった」と振り返り、「これが今の実力」と語った。
来季は大分を率いて5年目のシーズンとなる。指揮官は「まずは残留、さらに高みを目指して、勝点50、9位以上の順位を目指したい。得点35、失点35でプラスマイナス0なのでこれを来季どれだけプラスに持っていけるか」とした。「攻撃の構築、整備ができるようになった」と手応えを得たが、強化ポイントを「前線。得点を決める選手の補強を考えている」とし、ストライカーの獲得を明言した。
今季J1初挑戦ながら右サイドで27試合に出場し、4得点を挙げたDF岩田は、五輪世代の日本代表にも選ばれるなど大きく成長した。「もっと成長したい。ボールを奪い切る力をつけたい」とさらなるステップアップを誓った。
今季限りで現役引退する丸谷が試合後のセレモニーであいさつした。08年に広島に入団。大分には18年に2度目の加入。「2度も呼んでいただき感謝」と声を詰まらせ「12年間の選手生活で得た経験は最高の宝物。生まれ変わっても、もう一度サッカー選手になりたいと思うその誇りを胸に、今日でピッチを離れます」と話した。この日は出番がなく、片野坂監督は「できれば丸谷をピッチに送り出したかった」と残念がった。
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