J2降格磐田が強化体制刷新 服部氏退任、後任に元監督のダブル鈴木氏 川又は人生初のゼロ提示
2019年12月09日 15:05
サッカー
クラブとの話し合いの結果、今季限りでの退任が決まった服部強化本部長は現役時代に磐田の黄金期を築き、日本代表としても国際Aマッチ44試合(2得点)に出場。東京Vなどでもプレーし、現役引退翌年の2014年に磐田の強化部長に就任。2017年からは強化本部長に就任した。
磐田の前身ヤマハでチームひと筋にプレーした鈴木政一氏は2002年に磐田監督として第1ステージ、第2ステージともに制す完全優勝を果たし、その後は磐田で強化部長などを歴任。U―19日本代表監督などを経て2018年からJ2新潟で監督を務めたが、成績不振により8月に解任された。
今季の磐田は2014年から6シーズン指揮を執ったクラブのレジェンドでもある名波浩監督(47)が低迷の責任を取る形で6月に辞任し、後任として7月にコーチから監督就任した鈴木秀人監督も8月に契約解除。今季3人目の指揮官となったフベロ監督はすでに来季の続投が発表されている。鈴木秀人氏は名波氏、服部氏らとともに磐田黄金期の選手で元日本代表DF。磐田ひと筋で2009年に現役を引退してからもチームに残り、各年代のコーチ、監督を歴任した後の2015年にトップチームのヘッドコーチに就任、名波監督辞任を受けて監督に就任したが、1カ月半で退任していた。
また、契約満了となる川又は新潟、名古屋などを経て2017年に磐田入り。今季はケガの影響もあってリーグ戦8試合1得点に終わった。川又はクラブを通じたコメントで「早く怪我を治してチームに戻りたかったのですが、契約満了に伴い、来季の契約はしないという、サッカー人生初の0円提示を受け、ショックと自分の不甲斐なさにがっかりしています」とショックをにじませながらも「まだまだサッカーをやりたいので、これからチームを探し、もう一度元気な姿を必ずお見せします!!」と意気込んだ。
同じく退団が決まった森下は磐田ユースから2005年にトップチームへ昇格。京都などへの移籍を経て2014年に6年ぶりに復帰したが、今季はリーグ戦1試合0得点だった。森下はクラブを通じて「今年はチームとしても個人としても、悔しいシーズンになってしまいましたが、自分自身まだまだ成長したいですし、必要とされるところでサッカーを続けたいです」とコメントしている。
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