ビジャ 後半アディショナルタイムで最後の雄姿「最高の形でキャリアを終えられて喜んでいる」
2020年01月02日 05:30
サッカー
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昨オフに神戸へと加入。今季はケガによる離脱もありながら、リーグ戦で5位となる13得点をマークした。同僚たちは「まだまだできる」と誰もが言うが、リーグ最終戦となった12月7日の磐田戦を終えてから、このラストマッチを迎えるまでには人知れぬ苦労があった。
「今回、試合に向けて大変な時間を過ごしてきた。磐田戦で全治4週間のケガをしてしまって、この決勝に来るまでが戦いだった。ギリギリで何とかピッチに立って、最後に優勝という形で終えられたことを満足している」
全治期間よりも短い状況の中で懸命にリハビリを重ね、決勝のピッチに立った。最後の雄姿を見せたことは、日本のサッカーファンに対する最高のプレゼントにもなったはずだ。今後は自宅のあるマドリードに住み、米国で立ち上げたプロサッカークラブ「クイーンズボロFC」の共同オーナーとして経営にも参画する。
「家族のために多くの時間を使ってあげたいし、ニューヨークのクラブや(ほかの)プロジェクトなどたくさんある。そういうことに携わりながらやっていきたい」
スペイン代表史上最多ゴール数を誇るストライカーが、ユニホームを脱ぎ第二の人生を歩み始める。