バルサ監督交代で2位後退…セティエン体制、不安“消エン”
2020年01月28日 08:17
サッカー
“監督交代ブースト”は1試合で終わった。リーグ2連覇に導き今季も首位に立ちながら解任されたバルベルデ前監督に代わり、今月13日に2年半契約。就任会見で「ここでも自分のやり方と心中する覚悟」と、昨季まで率いたベティスと同様、攻撃的なパスサッカーを貫くことを宣言した。
初采配となった19日のグラナダ戦から3―5―2の新布陣を採用し、ボール保持率82.6%と圧倒して1―0で勝利。前監督の課題とされた若手起用でも、途中出場させた20歳MFプッチがボール奪取からFWメッシの決勝点の起点となるなど、明るい材料がそろった。
ところが、難敵バレンシア戦では数々の問題が露呈した。ボール保持率は74%ながら決定力を欠き、スポルト紙は「横パスばかり」と批判。マルカ紙は(1)負傷したFWスアレスの穴(2)ピケらセンターバックの低調(3)ファティとセルジロベルトの右サイド連係不足(4)メッシに続く攻撃面リーダー不在(5)MFビダルとセティエン監督のスタイルの相違、などの課題を列挙した。
新監督選考でOBのシャビ氏(アルサド監督)、クーマン氏(オランダ代表監督)、ポチェッティーノ氏(前トットナム監督)に続く“第4候補”と報じられたセティエン監督。ビッグクラブを率いた経験がないなどの不安材料を覆せるか。5季ぶり頂点を目指す欧州CLなど、厳しい戦いで結果が問われる。
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