G大阪MF福田 五輪イヤーでもまずはチームに集中 スタメン獲りは目標ではなくマスト

2020年02月18日 12:16

サッカー

G大阪MF福田 五輪イヤーでもまずはチームに集中 スタメン獲りは目標ではなくマスト
G大阪・福田湧矢(20年2月5日撮影) Photo By スポニチ
 Jリーグは21日に28度目の開幕を迎える。今年は東京五輪イヤーで注目が高い中、G大阪のMF福田湧矢(20)が本紙インタビューに応じた。3年目の今季の意気込み、そして日の丸への思い。新進気鋭のアタッカーが思いの丈を語った。
 ―昨年は飛躍の1年になった。3年目の今季の目標は。
 「1年目と2年目はまずはJ3で…と思っていた。でも去年はある程度試合に出させてもらった(リーグ17試合1得点)。チャンスをつかんでスタメンを獲ることが目標です。いや、目標というかマスト。今年に懸ける思いは強いですね」

 ―結果にこだわると口にしていた。
 「一番はチームが勝つこと。だけど、その中で自分が数字で絡んでいくことが大事になります。目標は5得点5アシスト。両翼(ウイングバック)は小野瀬さんや藤春さんら強敵ぞろいだけど、良い刺激をもらっています」

 ―昨年末には東京五輪を目指す世代別代表にも初招集された。
 「でも試合(U―22ジャマイカ戦)には出られなかった。呼ばれたことに意味はあるけど悔しさでいっぱい」

 ―1月のU―23アジア選手権はどんな気持ちで見ていた?
 「あそこでやりたいな、と。実は年末に頂いたユニホームは自分の部屋に飾っているんです。最初は親にプレゼントするつもりだったけど“悔しさを思い出させるため”“あの舞台に戻れるように頑張る”と思うために持ち帰りました」

 ―五輪は現実目標?
 「代表の舞台はG大阪で試合に出ていれば見えてくる。そこが一番。代表を意識しすぎると空回りするので、チームに集中します」

 ―今の課題は。
 「波があること。ミスを引きずちゃうんです。そこを気にせずに楽しくやれれば。考えるのも大事な時があるけど引きずられるのはもったいないので」

 ―どうすれば改善できるか。
 「やり続けるだけだと思います。去年の開幕はJ3リーグでベンチ。このままサッカー人生終わるのか…とかいろいろ考えた。でも何回失敗しても食らい付けた。失敗すると落ち込むし、頭もこんがらがるけど、どうにかしようという気持ちはある。そして誰よりも練習をする。そこで補うしかないし、諦めないのは自分の武器ですね」

 ―ピッチ外の目標は?
 「親孝行がしたいです。ウチは4人兄弟(姉と年子の双子の弟)なんですけど、両親はサッカーをずっと思う存分させてくれた。もっともっと恩返しをしていきたい」

 ―最後に読者の方へ
 「仕掛けやハードな守備の部分は去年と変わらない。ただ、そこのクオリティーを上げた自分を見てほしい。謙虚にひた向きに頑張ります!」

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