骨折のトットナムFW孫興民は“今季終了”か…モウリーニョ監督「彼に再び頼るつもりはない」

2020年02月19日 01:50

サッカー

骨折のトットナムFW孫興民は“今季終了”か…モウリーニョ監督「彼に再び頼るつもりはない」
右腕の骨折が判明したトットナムの韓国代表FW孫興民(AP) Photo By AP
 サッカー英1部トットナムのモウリーニョ監督(57)は18日、16日のアストンビラ戦後に骨折が判明した韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン=27)の復帰時期に関し「今シーズン、彼に再び頼るつもりはない」と明言。英BBC放送(電子版)は指揮官のコメントを受け、孫興民が今季残りのシーズンを欠場する可能性が出てきたと報じた。
 トットナムは既にイングランド代表FWケインが1月に負傷離脱。孫興民は公式戦5試合連続得点を決めるなどエースの穴を埋めるべく活躍していたが無念の離脱。FW陣がより一層手薄な状態となってしまった。

 クラブ公式サイトでは右腕骨折の手術により数週間の離脱となると発表していたがモウリーニョ監督は「私たちは彼を恋しく思うだろう。クラブは素晴らしい声明を書いた。ただ、もし私が声明を書いたのなら違うことを書くはずだ」と意味深けなコメント。「もちろん数週間で戻って来られることを願っているが(指揮官として)楽観的に待つことはない」と冷静に“最悪の事態”も想定。新たな戦術変更に頭を悩ませていた。

 今後は19日に欧州CL決勝トーナメント1回戦となるライプツィヒ戦、週末には4位チェルシーとの大一番が控え「最近はベンチに攻撃オプションがないことを心配していたが、今はピッチにも攻撃オプションがない」と嘆き節。「マーケットも開いていないのでストライカーの補強は出来ない。何もできない。私たちにとって唯一の助けは、群衆であるトットナムのサポーターです」と観衆の後押しでチームの窮地を克服したいと懇願した。

おすすめテーマ

2020年02月19日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム