森保ジャパンVSミャンマー戦 鈴木唯人、W杯予選日本3人目の代表デビュー弾決める

2024年06月06日 04:00

サッカー

森保ジャパンVSミャンマー戦 鈴木唯人、W杯予選日本3人目の代表デビュー弾決める
鈴木唯人(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本代表は6日、敵地で26年W杯アジア2次予選ミャンマー戦に臨む。5日は試合会場のトゥウンナ・スタジアムで冒頭15分を公開して最終調整を行った。既に進出を決めている最終予選(9月開幕)に向けた貴重なテストの場で、メンバーで唯一出場経験のないMF鈴木唯人(22=ブレンビー)はA代表デビューを待つ。同じ01年生まれのMF久保建英(23=Rソシエダード)とは初共闘。ベンチスタートの見込みだが、W杯予選では史上3人目となる国際Aマッチ初出場初得点を狙う。
 雨が上がり蒸し暑い中、ミャンマー入り2日目の最終調整。ベタつく汗を拭いながら、鈴木は静かに闘争心を高めた。「デビューだからといって特に何かできるわけでもない。いつもやっていることが出る」。前日会見で森保監督は「起用するのであれば途中から」と明言。約2年半ぶりに招集されたチーム最年少の22歳はベンチスタートからA代表デビューの機会を待つことになる。

 「目に見える結果が一番のアピールになる」と狙うはA代表デビュー弾。国際Aマッチ初出場初得点は過去38人が記録しているが、W杯予選に限ると54年の長沼健、21年の稲垣祥の2人しかいない。昨夏に完全移籍したデンマーク1部ブレンビーで11得点7アシストと急成長。欧州で磨いた決定力と自信を胸に代表に乗り込んできた。

 同学年の久保とは意外にも「初めて」の共闘だ。今合宿中は3―4―2―1の2シャドーを組む場面もあり、「お互いやりたいことは一致する」と好感触を口にした。ともに複数ポジションでプレー可能で、共存する組み合わせは自在。森保監督も「2人とも攻撃のアイデアを持っている。2人が組んだ場合は日本の攻撃をけん引してほしい」と期待を寄せた。

 今夏にステップアップの移籍が確実なため、久保とともにパリ五輪出場は消滅したが「自分が(A代表で)できることを示せば、向こうの選手たちも、より自信を持って取り組めると思う」。A代表デビュー弾は五輪世代へのエールとともに、自身の目標である欧州5大リーグ移籍へのアピールにもなる。

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