【W杯予選】中国代表 タイと薄氷ドローで2位を死守 最終予選進出の行方はアウェー韓国戦次第に

2024年06月07日 00:02

サッカー

【W杯予選】中国代表 タイと薄氷ドローで2位を死守 最終予選進出の行方はアウェー韓国戦次第に
<W杯アジア2次予選>タイ戦の後半、同点ゴールを決めた中国代表FWアブドゥワイリ(右から2人目)(ロイター) Photo By スポニチ
 【W杯アジア2次予選C組   中国1―1タイ ( 2024年6月6日    瀋陽 )】 サッカーの26年W杯北中米大会アジア2次予選が6日に各地で行われ、C組の中国代表が本拠でタイ代表と1―1のドロー。0―1とリードを許した後半34分にFWベイヘラム・アブドゥワイリ(21)が起死回生の同点ゴールを決め、辛くも勝ち点1を獲得した。同組2位を死守し、最終予選進出に前進した。
 アジア2次予選C組は韓国が3勝1分けの勝ち点10で首位。中国は2勝1分け1敗の勝ち点7で2位につけ、今節は3位タイ(勝ち点4)との直接対決を迎えた。

 この試合勝利すれば2次予選突破が決まる状況だったが、前半20分に失点。J1札幌所属のMFスパチョークに先制ゴールを許してしまった。そして後半6分にはPKのチャンスを得たがFWフェルナンジーニョが痛恨の失敗。このまま敗れればタイに勝ち点7で並ばれる最悪の展開も予想された。

 しかし、同34分にFWアブドゥワイリが起死回生の同点ゴール。辛くも引き分けに持ち込み同組2位を死守。次戦11日の最終節はアウェーでの韓国戦が待ち受けているが、引き分け以上なら自力で最終予選進出を決められることになった。

 一方、惜しくも勝利を逃したタイは逆転突破のために11日の本拠シンガポール戦での勝利が必須。なおかつ中国が韓国に敗れ、得失点差で上回る必要がある。

<W杯アジア2次予選C組順位>
1位・韓国  4勝1分け 得失点+18 勝ち点13
2位・中国 2勝2分け1敗 得失点+1 勝ち点8
3位・タイ 1勝2分け2敗 得失点ー2 勝ち点5
4位・シンガポール 1分け4敗 得失点-17 勝ち点1

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