福島・尚志 小中高の一貫指導で将来の日本代表育てる「サッカー王国にしたい」
2020年03月06日 05:30
サッカー
尚志高は昨年7月のインターハイで初の3位となり、全国高校選手権では2度の3位に輝いた。だが、未だ成し遂げていない全国制覇。パスサッカーを掲げる尚志高の下部組織が育てば同校の底上げともなり、初の悲願達成にもつながってくる。
地域密着という点も強調した。「選手権に町内会の人がバスを借りて、東京まできてくれたりもした。そういう人々と一緒に戦っていきたい」。尚志高はここ2年間でイレブンと子供たちが交流を持つ「キッズコミット」も定期的に開催しており、地元への感謝もサッカーで伝えている。
尚志ジュニアは年末のU―12の選手権大会での全国制覇を目標に活動する。尚志高が同校の人工芝グラウンドを週3日ほど提供し、金銭的な管理などは一般社団法人「team S」が担う。また今月28、29日にはセレクションが開催される予定で入会を希望すれば誰でも応募可能。始動は4月以降となる。詳細は「080―6029―7087」担当・新井まで。