日本代表MF原口元気(28)が所属するドイツ2部ハノーバーは11日、DFティモ・ヒュベルス(23)が新型コロナウイルスの検査を受け、陽性と診断されたと発表した。地元紙ビルトによると、ドイツでプロサッカー選手の感染が確認されたのは初めて。
クラブによると、ヒュベルスは7日夜にハノーバー近郊のヒルデスハイムで行われたイベントで感染した可能性が高いという。ツーベル・スポーツディレクターは「ヒュベルスの行動は模範的だった。イベントで一緒だった人物が感染していたと知ると、すぐクラブのドクターに直接連絡した」と説明。その後は自宅で隔離されており、症状は出ていない。チームメート、スタッフらと接触はしていないが、念のためクラブのプロ部門に所属する全員が検査を受けるという。
ハノーバーは15日にホームでドレスデンと対戦。新型コロナウイルスの影響で既に無観客で行われることが決まっていたが、試合は予定通り開催される見通しという。