レアルのサンス元会長が死去 新型コロナ感染 セルヒオラモス、ラウル氏が追悼

2020年03月22日 13:14

サッカー

レアルのサンス元会長が死去 新型コロナ感染 セルヒオラモス、ラウル氏が追悼
死去したロレンソ・サンス氏(ロイター=共同) Photo By 共同
 スペイン1部リーグの名門レアル・マドリードは21日、元会長のロレンソ・サンス氏が死去したと発表した。76歳だった。
 マルカ、アスなど地元紙によると、サンス氏は新型コロナウイルスに感染し、17日に入院して集中治療室で治療を受けていた。息子のロレンソ・ジュニオール氏によると、入院するまで8日間にわたって発熱していたが、「医療システムに負担をかけたくない」という本人の意向で自宅で療養。呼吸器の症状の悪化とともに、入院後の検査では腎不全も出ていたという。

 サンス氏は1995~2000年にレアル・マドリードの会長を務めた。任期中にはブラジル代表DFロベルトカルロス、クロアチア代表FWシュケル、オランダ代表MFセードルフ、ユーゴスラビア代表FWミヤトビッチらスター選手を獲得。1997~98年に32年ぶり7回目の欧州制覇を果たすなど、欧州チャンピオンズリーグで2度の優勝に輝いた。

 レアル・マドリードで主将を務めるスペイン代表DFセルヒオラモスは自身のSNSで「レアル・マドリードにとってとても悲しい日」と追悼。1994~2010年にレアル・マドリードでプレーした元スペイン代表FWのラウル氏(レアル・マドリードBチーム監督)は「会長、安らかにお眠りください。あなたのことは決して忘れません」と故人を偲んだ。

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