コロナ禍に負けない!鹿島VS札幌、DAZN初のJ練習試合配信でサポへ“プレゼント”届けた!
2020年03月22日 05:30
サッカー
戦術を分析されることを嫌い非公開とするクラブが多い中、異例ともいえる練習試合の生中継。鹿島関係者は「ファン、サポーターのために何かしたかった。我々の思いに札幌さんも賛同してくれた」と経緯を説明した。DAZNでの生中継が決定したのは試合2日前の19日。準備期間はわずかだったが、鹿島がスタジアム指定管理者のため迅速に会場を確保できたこと、スタジアムに番組制作室が備え付けられていることも後押しした。DF町田は「スタジアムに人がいない寂しさはあるが(中継を)見てくれる人がいるだけでモチベーションが上がる」とうなずいた。
視察に訪れたJリーグの原博実副理事長は「サポーターがいなくてどうなるの?と思ったが、両チームとも公式戦のような段取りをしてくれた。試合を公開してくれてありがたい」と感謝した。公式戦の再開が見通せない状況で行われた一戦で、ピッチサイドのLEDバナーに掲げられた「ともにこえてみせる」のメッセージが明るく光った。