新型コロナ感染のレアル元会長が死去…“銀河系軍団”礎築く 主将セルヒオラモスも追悼「とても悲しい日」
2020年03月23日 05:30
サッカー
現在、チームメートとともに隔離状態にある主将のDFセルヒオラモスは「Rマドリードにとってとても悲しい日」と追悼。またクラブも「マドリディスモ(マドリー主義)は人生の大部分をRマドリードにささげた会長の死去を嘆き、悲しみます」との公式声明を発表した。
スペインでは、感染による死者数が1000人を超えた。バレンシア、エスパニョールではクラブ内に感染者が出るなど深刻な状況で現在、中断中のリーグ再開は5月半ば以後となる見込み。猛威を振るうコロナ禍。スペインサッカー界の重鎮の訃報は大きな悲しみと衝撃をもたらした。
◆ロレンソ・サンス・マンセーボ 1943年4月19日生まれ、スペイン・マドリード出身の実業家。享年76。80年代半ばにレアル・マドリード理事に就任、95年から5年間、同会長を務め、00年会長選で現会長のペレス氏に敗北。98、00年に欧州CLを制覇するなど黄金期を形成。息子のフェルナンド・サンスはRマドリード、マラガなどでプレーした。