“経営難”鳥栖社長、本気!?…クラブ増収策で選手に提案「マンションをみんなで買わないか」
2020年04月29日 04:55
サッカー
鳥栖は2018年度限りで「Cygames」がスポンサーから撤退したことなどから、19年度の広告収入は前年度の約23億円から約8億円にまで激減し、大赤字の要因となった。長年クラブを支えてきた大口スポンサーの「DHC」も、19年度限りで協賛から離れており、今年度の広告収入は一層厳しいものが予想されている。
また、同社長は「J1ライセンスは剥奪されない」と一部報道を否定。懸念される資金繰りには「来月資金ショートすることはない」と断言した。
社長自らが強調してきた新スポンサー獲得については「決まっている。給与支払いの遅延もない」と言い切ったという。だが、「スポンサーさんもコロナの影響で自粛しており、このタイミングで公表できない」と具体名は避けた。選手側から「心配する連絡もたくさんあるので、名前は言えないがスポンサーは決まっていると言って良いか」と聞かれても、明確な返事はしなかったという。
選手たちに対しては「年俸は減額しない」と約束。その一方で、真意を測りかねる前代未聞の提案もあった。
関係者によると、竹原社長は「今季に限っていうと、試合のない状況で年俸の支払いは負債。出るばかりで利益を生んでいない」と主張。「収入が生まれる方法をみんなで考えないか」と呼びかけた上で、クラブに収入を生み出す一例として「マンションをみんなで買わないか」と、不動産投資を提案する一幕もあったという。クラブは30日にはオンラインでサポーターミーティングを開催する。
おすすめテーマ
2020年04月29日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
Jリーグ公式戦、1クラブ最大40試合に 8月再開なら中2日超強行日程も
-
Jリーグ、三菱UFJ銀行と200億円の融資枠設定で合意 迅速な資金調達可能に
-
Jリーグの交代枠、3人から5人へ 今季の過密日程を考慮
-
C大阪 新本拠「桜スタジアム」目指す“日本一の親近感”来年3月完成へ
-
C大阪・清武 新型コロナ「助け合い基金」に寄付 医療従事者ら応援
-
神戸イニエスタ、5・5オンライントークショーで子ども100人と交流
-
FIFA 試合中の唾吐き行為にイエロー提示案「コロナ拡散の原因になる可能性」
-
本田圭佑、29日から音声コンテンツ参入 錦織ら各分野トップ選手16人出演
-
大迫 インターハイ中止の高校生にエール「頑張りは絶対にプラスに」
-
遠藤航、シュツットガルトへ完全移籍 3月の中断まで12試合連続先発フル出場
-
なでしこリーグ、開幕は7月以降に延期 リーグカップは中止へ
-
“経営難”鳥栖社長、本気!?…クラブ増収策で選手に提案「マンションをみんなで買わないか」