浦和・丸山大輔マーチャンダイジング部部長 “ステイホーム”グッズでつながる心
2020年04月30日 06:00
サッカー
この間、オンライン販売したのは玄関マットにエプロン、食器、プラモデル…本来、主力商品のユニホームやタオルマフラーなどに加え“ステイホーム”でも楽しめるラインアップが目立つ。丸山氏は「こんな状況だからこそ地域やサポーターに貢献できる商品を考えたい。クラブ史が詰まった25周年記念DVDもお薦めです」。スタッフもまた、コロナ禍と闘い、活路を見いだそうとしている。
昨年度、浦和のグッズ収入は2年連続で9億円を超えた。国内トップクラスだ。「本来は埼スタに来ていただき、あの雰囲気があって初めてグッズ販売もサッカーの一部になる。オンライン販売ではライト層の誘導も課題の一つ」と丸山氏。あの熱狂が戻る日まで地道な戦略会議を重ねる。興梠の記念グッズをキャンペーンできる日が一日でも早く訪れることを願いながら――。
◆丸山 大輔(まるやま・だいすけ)1970年(昭45)9月18日生まれ、東京都出身の49歳。法大サッカー部で主務を務め93年に浦和レッズに入社。強化、運営、広報担当を経て現在、マーチャンダイジング部部長。「グッズを通じてファン、サポーター、ホームタウンとクラブの心をつなぐ」が事業上のモットー。