無観客、試合前の握手なし…ブンデスリーガ、約2カ月ぶりに再開
2020年05月17日 05:30
サッカー
再開後の初ゴールを決めたのはドルトムントの19歳FWハーランド。シャルケ戦の前半29分に右クロスを左足で流し込むと、他の選手と距離を保ったままダンスで喜びを表した。またフライブルクの選手たちは得点後、ハイタッチの代わりに肘タッチを行った。
各チームとも6月末までにリーグ戦の残り9~10試合の消化を目指す。リーグは今後の感染状況が試合開催に影響を及ぼす事態を想定し、状況に応じて中立地開催や7月以降に日程がずれ込むことも承認している。
《独リーグ再開の主なガイドライン》
▼PCR検査 シーズン終了まで選手、スタッフ全員に週2回のPCR検査を実施。陽性者が出た場合は、地元保健当局の指示に従って隔離。
▼入場制限 無観客で開催し、1試合に関わる人数を最大で322人(ピッチ内98人、スタンドレベル115人、スタジアム外109人)に制限。
▼マスク着用 プレー中の選手、審判を除く会場の全員がマスクを着用。
▼消毒 ボールは試合前、試合中に消毒。ボールボーイの手も定期的に消毒。
▼ソーシャルディスタンス 選手、スタッフの会場への移動は、消毒された複数の車両に分乗。マスクを着用。ロッカールームは使用を30~40分に制限。先発、控えなどで使用タイミングをずらす。ベンチの監督、選手は2、3脚ごとに座る。いずれも互いの距離を1.5メートル以上確保。
▼食事 チームシェフが準備し、事前にパックされた状態で会場へ搬入。
▼握手なし 試合前の選手入場は集合せず、チームごとにタイミングをずらす。集合写真、握手、円陣は禁止。
▼試合前イベント エスコートキッズ、マスコット、試合前イベントは禁止。
▼取材 記者席、会見場は閉鎖。会見はネット、テレビ形式のみ許可。