8日に開幕したサッカーのKリーグ(全12チーム)に所属するFCソウルが18日、「ファンに対して申し訳なかった。批判を真摯に受け止めて反省している」と謝罪した。AP通信が報じているもので、問題となったのは17日に地元ソウルで行われた光州FC戦でスタンドに置いたマネキン人形。Kリーグは新型コロナウイルス対策として現在、無観客で試合を行っているが、各チームともスタンドに写真や人形を置いて雰囲気を盛り上げようとしている。
ところがFCソウルがスタンドに置いたマネキンはすべて女性で、しかもマネキンを再利用してセックス人形を製造している企業(ダルコム社)の製品。これが批判を集めたためにクラブ側が謝罪する事態となった。なおFCソウルは「我々が置いたのは本物のマネキンだった」としながらも、「なぜこの会社に発注したのか?」「なぜ女性ばかりの人形にしたのか?」といった件に関しては明言していない。