浦和 クラブ初のクラウドファンディング開始、目標額は1億円 8月末まで

2020年06月20日 17:47

サッカー

 浦和は20日、クラブ初のクラウドファンディングプロジェクト「ONE HEART TOGETHER!~浦和レッズの未来のために~」を実施すると発表した。目標金額は1億円に設定され、期間は20日から8月末まで。新型コロナ禍の影響により、今年度は過去にない経営状況となり、10億円前後の赤字も想定している。浦和の未来のため、理念実現のため、世界の舞台で戦うため、ファミリー一体となって挑戦したいと考え、実施の運びとなった。
 資金はチーム運営費、理念を実現するための費用、試合運営などクラブ運営のための費用とし、支援者には金額に応じ「トップ選手によるオンライン授業」「選手によるオンライン交流会」「強化担当者オンライン対談」、サイン入りのユニホーム、スパイク、パネルなどさまざまなリターンを用意されている。同プロジェクトの実施に伴い、クラブを通じてMF阿部、DF橋岡がコメントした。

 ▼阿部勇樹 クラウドファンディングを実施すると聞いて、今のクラブの状況がそれほど厳しいものであると改めて感じました。浦和からこの赤いチームがなくなり、街の活気がなくなってしまうことを考えると必ず阻止しなければいけないですし、クラブだけでなく、ファン・サポーター、地域のみなさんのレッズファミリーが一つとなって、この状況を乗り越えていければと考えています。また、みなさんのご支援に対してしっかりとプレーで恩返ししていきたいと思います。

 ▼橋岡大樹 今は難しい状況ですが、今回実施するクラウドファンディングはみんなが一体となって実施する良いチャレンジだと思っています。浦和レッズは僕が生まれ育った浦和の街のシンボルです。小さいころに僕に勇気を与えてくれたクラブに対して、この街に対して、僕は選手としてできることを行っていきたいと思っています。そして、再開後のピッチでは、みんなに元気、勇気、感動を与えられるプレーをします。

 URL https://readyfor.jp/projects/urawaredschallenge

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