ビーチサッカー・茂怜羅オズ新監督 来夏W杯でメダル宣言!世代交代も目指す

2020年07月21日 17:00

サッカー

ビーチサッカー・茂怜羅オズ新監督 来夏W杯でメダル宣言!世代交代も目指す
選手兼任でビーチサッカー日本代表の新指揮官に就任した茂怜羅オズ新監督が21日に就任会見 Photo By 提供写真
 日本協会は21日、ビーチサッカー日本代表の新指揮官に選手兼任で就任した茂怜羅オズ新監督(34)の就任会見をオンラインで行った。19年W杯パラグアイ大会で過去最高の4位にけん引したラモス瑠偉前監督(63)を引き継ぐ形の就任で、ブラジル出身の新指揮官は「次のW杯でメダルを獲りに行きたい」と強い意気込みを語った。
 次回のW杯は来年8月にロシアで開催。本大会出場を懸けたアジア予選は、来年3月に行われる。残された時間は多くはないが、会見に同席したビーチサッカー技術委員長の元日本代表MF北沢豪氏は「短期間で結果を出すことは大事なこと」と前置きしながらも「今のタイミングでは中長期にビーチの強化と普及を担っていくことも必要」と強調。その中で「少し年齢が上がってしまったチームに対して世代交代をする意味で、現状を把握している人間」などを選考理由に挙げ、世界のビーチサッカーに精通し、申し分ない経験と統率力を持ち合わす茂怜羅オズに白羽の矢を立てた。今後は目の前の結果にこだわりながらも、世代交代など中長期的な強化も同時に進めていく方針という。

 ビーチサッカー界で監督兼選手は珍しくないというが、大会によっては認められていないケースもあるという。その場合は、茂怜羅オズ新監督とともに新任した田畑輝樹コーチ(41)が代行監督としてベンチに座る予定で、新指揮官は「私が(試合に)出ているときは、田畑コーチに外からチームのことを見てもらいますので、その辺はぜんぜん心配していないです」と全幅の信頼を口にした。

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