FC東京・長谷川監督 20歳MF品田に期待「小笠原のようになれる素材」

2020年08月25日 18:20

サッカー

 FC東京の長谷川健太監督(54)が若手の成長に期待した。チームは25日、あす26日のホーム鹿島戦に向けて都内で非公開練習を実施。指揮官はトレーニング後にオンライン取材に応じ、23日の湘南戦でJ1初先発を果たしたMF品田愛斗(20)について「非常に技術も高いし、周りも見えている。鹿島で活躍した小笠原(満男=41)のようなプレーヤーになれる素材だと思っている」と話した。
 日本代表MF橋本拳人(27)がロシア1部ロストフに移籍し、主将のMF東慶悟(30)は右第五中足骨骨折で離脱。大卒ルーキーのMF安部柊斗(22)が主力に定着したものの、過密日程で勝利を重ねるには中盤の選手層は決して厚いとは言えない状況だ。

 そんな中、長谷川監督は実戦の場に20歳の若武者を抜擢。「アンカーは経験が必要なので簡単に(MF高萩)洋次郎の域に達しないとは思うが、1試合経験して自信もつけただろうし、いい経験もした。ボランチまたはインサイドハーフ、中盤のどのポジションでもやってほしい。(東)慶悟がケガをして中盤の数のこともあるし、運動量の多いポジションなので、愛斗が計算のできる選手になると助かる」。まだ荒削りではあるものの、品田はフル出場で勝ち点3に貢献。しっかりと指揮官の起用に応え、存在を大いにアピールした。

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