メッシ バルセロナ会長の辞任申し出拒否か 退団意志固く…
2020年08月28日 16:45
サッカー
同紙は、会長の申し出を拒んだ理由として、退団の意志が固いことに加えて、メッシが会長を追放したというイメージ、クラブ組織に影響力を及ぼす権力を持っているというイメージを残したくないと指摘。ただし、メッシに近い関係者によると、本人は何らかの形で会見し、自らの考えを説明したいという。
また同紙によると、退団という結論は、同会長に対する個人的な反発などではなく、熟慮を重ねて下したもの。一番大きな理由は競技面で、欧州チャンピオンズリーグ(CL)では、今季の準々決勝で優勝したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―8で屈辱的な大敗を喫した。2015年を最後に欧州制覇から遠ざかっており、33歳になって現役の残り時間が少なくなってきた中で、勝てる可能性が低いバルセロナを飛び出して、もう一花咲かせたいというモチベーションが退団を後押ししたとみられる。また、相棒で親友のウルグアイ代表FWルイス・スアレス(33)が戦力外通告を受けたことも決断に影響を与えたという。