原口、久保に譲らん!左MF競争歓迎「代表は“仲良しこよし”じゃない」
2020年10月07日 05:30
サッカー
左MFの主軸だった中島が今回は選外。新候補は伊東、三好ら複数おり、筆頭は10歳下の久保だ。主戦場は右ながら、過去に五輪世代の活動などで左でプレーしている。手ごわいライバルだが「若いとか上とかは関係なく、日本代表は今までも競争だった。1年ぶりに集まって“仲良しこよし”じゃない」と真っ向勝負を見据えた。
手応えを得て乗り込んだ。「ここ半年くらいで伸びたと感じるのがオフ・ザ・ボールの部分。得点数、アシスト数が急激に増えた」という。ドイツ2部ハノーバーでは今季、2得点に絡んだ3日のブラウンシュバイク戦までの3戦で1得点2アシスト。勢いがある。
以前はとにかく走り、がむしゃらにゴールに向かった。そこに、スペースや立ち位置を冷静に見極める視点が加わった。「どれだけゴールに効率よく絡めるかを意識してきて、凄く伸びた」。年を重ねたからこそなせるプレーが、若手に勝る最大のポイントだ。
コロナ禍で実現した親善試合。初選出から9年、プレーは大人になっても変わらないひたむきさがある。「感謝の気持ちを持って、選手としてできる最大限のパフォーマンスを出すのがサッカー選手の使命。“元気”が出るような試合ができたら一番いい」。名前通りのプレーを約束した。
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