J2北九州、大一番の九州ダービー勝利へ 調子を戻してきたチームに指揮官自信
2020年10月16日 05:30
サッカー
コロナ休止後のリーグ戦再開初戦(6月27日)では1―2の敗戦。ホームでのリベンジを期す小林監督は長崎の印象について「メンバーがたくさんいて、変わることでなかなかつかみどころがない。システムも変わる」と話し「個の力がすごくあるので、組織でどう戦うか」とゲームのポイントをあげた。
北九州はハイプレスで切り替えの早い攻撃的なサッカーを展開してきた。強度が低くなり落ち込んだ時期もあったというが「またグンと上がってきているところ」と調子を取り戻してきたチームの状況に自信をみせる。一方で直近の試合では失点の多さが目立っており、勝ち点を積み重ねるために克服するべき課題も浮き彫りになっている。
敵将・手倉森誠監督(52)は、過去に大分で監督とコーチとしてJ1昇格を成し遂げるなど共に戦ってきた関係でもある。「選手をうまくポジションに当てはめてうまくチームを作っている」と絶賛する“愛弟子”との対戦も楽しみのひとつだ。「自分たちもスタイルを確立してきたなかで、長崎にぶつけられるのはうれしく思う」。チーム力で大一番の勝利を狙う。