WEリーグ・岡島チェア 来年9月の開幕戦の1つに「埼玉ダービーを」 大野県知事を表敬訪問

2020年11月02日 11:15

サッカー

 来年9月に開幕する日本初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の岡島喜久子チェアが2日、浦和、大宮、ちふれASエルフェンのホームタウンである埼玉県に大野元裕知事を表敬訪問した。初年度参入11クラブのうち3クラブが選ばれた埼玉県に、岡島チェアは「埼玉ダービーを開幕戦の1つとして考えている。3チーム三つどもえでファンの獲得競争をさせたい」と期待を込めた。
 新たな女性ファン獲得へ乗り出す。WEリーグが目指す平均観客動員数は最低5000人。昨季なでしこ1部の平均入場者数は約1200人だっただけに、岡島チェアは「成功のためにはとにかく観客数。これまでのコアなファンは、ほとんど男性」と強調した。リーグは女性のサポートを理念とするだけに、会場ではアウェークラブの特産品を販売するなど、“ご当地グルメ対決”も計画する。

 また、会場にはセルフチェックができるテントを設置。クラブスポンサーなどと協力しながら家電のセール販売を行うなど、子育て世代の女性のための環境づくりにも徹する考えだ。「今までサッカーを観たことがない人を呼ぶためには、ピッチ内だけの魅力だけでは足りない。そこに行けば楽しいことがある、と思ってもらえるように」。“女性視点”で新リーグの成功を図る。

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