「神の手」「5人抜き」立ち会った主審、マラドーナ氏を悼む「光栄だった」

2020年11月29日 05:30

サッカー

「神の手」「5人抜き」立ち会った主審、マラドーナ氏を悼む「光栄だった」
2010年W杯南アフリカ大会のメキシコ戦で、先制ゴールを喜ぶアルゼンチン代表監督のディエゴ・マラドーナさん(共同) Photo By 共同
 25日に死去した元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏(享年60)が「神の手」と「5人抜き」ゴールを決めた86年W杯メキシコ大会のイングランド戦で主審を務めたアリ・ビンナセル氏(76=チュニジア)が「歴史的瞬間に立ち会え光栄だった」と語った。27日に英BBC放送(電子版)が伝えた。
 ビンナセル氏は物議を醸した1点目の判定に「ちゅうちょした」と明かし、副審がハンドと確認できなかったため得点を認めたと説明。約60メートルのドリブルから決まった2点目は「DFに倒されると思い笛を吹く準備をしたが、次々とかわして世紀のゴールが生まれた」と述懐した。

 FIFAは27日、マラドーナ氏が死去したことを受け、全211加盟協会に対して今週末の全試合で黙とうをささげるよう要請した。

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