J2新潟の顔、FW渡辺新太が大分移籍 慰留もJ1でのプレー決断 プロ3年で22発
2021年01月03日 05:30
サッカー
![J2新潟の顔、FW渡辺新太が大分移籍 慰留もJ1でのプレー決断 プロ3年で22発](/soccer/news/2021/01/03/jpeg/20210103s00002180147000p_view.jpg)
渡辺は昨季初戦の2月23日の群馬戦で開幕弾を決めて3―0勝利に貢献。9月に右足を負傷するまで7ゴールを決めていた。負傷中は「ケガをする前までは、試合に出ることが当たり前だと思っていたが、当たり前じゃないこともあると分かった。いろいろ変化していかないと」と語るなど、精神的にも成長。先月末には完治し、スポニチ新潟版の年末インタビューにも「キャンプはいい感じで迎えられると思う。もっといいサッカーができると思う」と今季に懸ける意気込みを語っていた。
クラブ側の強い慰留もあり、大分への移籍を決断するまでには相当な時間を要したが、最終的にはJ1でプレーすることを決断したもようだ。
移籍先となる大分は昨季は勝ち点43の11位。今季は巻き返しを図るが、ベテランFW三平和司(32)がJ2甲府へ移籍したこともあり、ハードワークに加え得点力のある渡辺に白羽の矢を立てた。
渡辺は新潟で3年間プロとして過ごし、通算22ゴールを挙げた。FW以外にサイドハーフもこなし、前線からの守備力にも磨きがかかった。今ではチームに欠かせない存在にまで成長し、昨季7ゴールを挙げたMF本間至恩(20)との絶妙なコンビネーションでサポーターを魅了していただけに、新潟にとっては大きな痛手だ。
◆渡辺 新太(わたなべ・あらた)1995年(平7)8月5日生まれ、新潟市出身の25歳。新潟ユース―流通経大。17年8月に特別指定選手で新潟加入。18年に正式入団。J2通算92試合出場22得点。今季は20試合出場7得点。1メートル71、69キロ。
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