J2山口の渡辺監督が就任会見「2年でJ1昇格。今季は、まず我々の本気を示す」
2021年01月08日 16:10
サッカー
そして9月末からは神奈川大で臨時指導。瞬く間に成長を遂げていく学生を見て「あたらめて指導というものを気づかせてくれたのは彼らだった。彼らとの出会いがなければ山口でやってやろうとなっていないかもしれない。現場を離れる不安もあったが貴重な時間で、だからこそ今ここにいる」と口にした。
理想は主導権を握るサッカーだが、昨季J2最多失点だった守備の立て直しが優先となる。だが「守備の原理原則を取り戻す。ベーシックな部分であるポジション取りやボールを奪いにいく姿勢、理屈抜きに体を張れるか。そこのアプローチは全体的に必要で、キャンプから落とし込みたい」と自信を見せた。
毎年、多くの主力が他クラブに引き抜かれていたが、今季はMF高宇洋(→J2新潟)ら少数。逆にMF高木大輔やDF渡部博文ら実力者が加わった。この日の雪のような白星を積み重ね、J2リーグの台風の目となる。