中村憲剛氏、「川崎市の2021年ブランドメッセージポスター」に起用
2021年01月19日 14:58
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定例記者会見に同席した中村氏は今回の起用について「ポスターの存在は前から知っていました。役割の大きさは理解していましたが、きょうメディアのみなさんの数の多さに、思った以上に大役だと感じ、身の引き締まる思いです」とあいさつ。オファーは引退表明直後の昨年11月中旬にもらったようで「市長を含めてみなさんの思いも聞かせて頂いた。これからも川崎市に何かしら貢献したいと、僕で良ければやらして頂きたい」と快諾したことを明かした。
福田市長によれば、ポスターの企画は毎年9月頃に行われるという。それでも昨年は11月に中村氏の引退が突如発表され、福田市長は「(引退の際に)非常に前向きなメッセージを聞かせて頂いて、川崎市の前を向いていくというイメージと一致した」と、急きょ変更する形で中村氏の起用を決めたという。
ポスターは今後、市内公共施設、川崎市内鉄道路線全駅などへの掲出ほか、ブランドメッセージに賛同した民間施設等ともに連携し市内全域で展開する予定。中村氏はポスターの印象について「ユニホーム姿ではないので、誰か分かるのかな」と懸念があったことを冗談交じりで明かし、「あとは40歳でどアップなんで、どうかな?と思っていた」と笑顔で話し、会場の笑いを誘っていた。