中村憲剛氏、「川崎市の2021年ブランドメッセージポスター」に起用

2021年01月19日 14:58

サッカー

中村憲剛氏、「川崎市の2021年ブランドメッセージポスター」に起用
2021年川崎市ブランドイメージポスターに起用されることが決まったサッカー元日本代表MF中村憲剛氏(左)と福田紀彦市長 Photo By スポニチ
 18年間にわたり川崎F一筋でプレーし、昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF中村憲剛氏(40)が、「川崎市の2021年ブランドメッセージポスター」に起用されることが決まった。19日に川崎市の福田紀彦市長(48)の定例会見で正式に発表された。
 中村氏は昨年11月に引退を発表。元旦に国立競技場で行われたG大阪との天皇杯決勝を最後にユニホームを脱いだ。ブランドメッセージポスターは、新たな道へと踏み出した中村氏が抱く「これから」への期待感と、3年後の2024年に市制100周年を迎える川崎市が、さらにその先に向けあらゆる取り組みを「進化」させていく可能性を表現している。

 定例記者会見に同席した中村氏は今回の起用について「ポスターの存在は前から知っていました。役割の大きさは理解していましたが、きょうメディアのみなさんの数の多さに、思った以上に大役だと感じ、身の引き締まる思いです」とあいさつ。オファーは引退表明直後の昨年11月中旬にもらったようで「市長を含めてみなさんの思いも聞かせて頂いた。これからも川崎市に何かしら貢献したいと、僕で良ければやらして頂きたい」と快諾したことを明かした。

 福田市長によれば、ポスターの企画は毎年9月頃に行われるという。それでも昨年は11月に中村氏の引退が突如発表され、福田市長は「(引退の際に)非常に前向きなメッセージを聞かせて頂いて、川崎市の前を向いていくというイメージと一致した」と、急きょ変更する形で中村氏の起用を決めたという。

 ポスターは今後、市内公共施設、川崎市内鉄道路線全駅などへの掲出ほか、ブランドメッセージに賛同した民間施設等ともに連携し市内全域で展開する予定。中村氏はポスターの印象について「ユニホーム姿ではないので、誰か分かるのかな」と懸念があったことを冗談交じりで明かし、「あとは40歳でどアップなんで、どうかな?と思っていた」と笑顔で話し、会場の笑いを誘っていた。

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