横浜FCに新加入のMF高橋秀人、カズの姿勢みて「既に来て良かったと思ってます」

2021年01月23日 20:26

サッカー

横浜FCに新加入のMF高橋秀人、カズの姿勢みて「既に来て良かったと思ってます」
横浜FCに加入した前鳥栖の高橋秀人 Photo By スポニチ
 横浜FCの元日本代表MF高橋秀人(33)が23日、オンライン取材に応じた。鳥栖から加入した新シーズンだが、昨年12月に左第五中足骨を骨折し、手術を受けた影響で和歌山キャンプでもリハビリ生活が続く。それでも新天地の選択に間違いがなかったことは確信しているという。
 まだキャンプに出発する前、高橋はリハビリのため、横浜市内のクラブハウスを訪れた。そこで目撃したのが53歳のFW三浦知良、DF伊野波雅彦(35)が人工芝のピッチ上で黙々と自主トレする姿だった。

 「体を作っているという表現よりも追い込んでいた。自分にムチを叩いているようなトレーニングに見えました。情熱、己と向き合う姿はなくしてはいけないと感じた。(横浜FCは)いろんな選手が自分と向き合ってる。間違いなく、カズさんや俊さん(中村俊輔)、(南)雄太さんの影響だと思ってるので既に来て良かったと思ってます」

 昨年12月に手術した左足は全治2~3カ月の診断。2月27日の開幕には間に合わないが、下平監督からはリハビリしながらも「できる限り練習の戦術は見ていて欲しい」と伝えられたという。「必ずチームの力になれるよう、焦らず成長してからピッチに戻りたいなと思っています」

 昨年8月には新型コロナウイルスに感染、復帰後も後遺症から中々、コンディションが上がらず、同9月には右肘を脱きゅうするなど苦しいシーズンを経験した33歳。「そういった背景を知った上でオファーを出してくれたクラブには感謝し切れない。自分との戦いになるシーズン。必要としてくれたクラブに尽力したい」と熱い口調で語った。

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