WEリーグ大宮・佐々木総監督 女子の1億円プレーヤー誕生を願う「子どもたちに夢を」
2021年02月06日 17:31
サッカー
リーグのプロ化で最も期待されるのが選手の待遇改善だ。INAC神戸から新加入したなでしこジャパンDF鮫島彩(33)は「プロ化になって、一つは小さなサッカー少女が職業として夢にできるもになっていくスタートだと思っている」と語る。その上で「サッカー少女たちから憧れてもらえるような。そういったリーグに選手たち自身がいく気持ちがないとダメ」と表情を引き締めた。
もちろん、選手の待遇改善のために多くの課題はある。WEリーグは平均観客動員数の目標を5000人に掲げているが、2019年のなでしこリーグの平均入場者数は1219人。リーグはさまざまな企画を計画しているが、クラブの自助努力も必要で鮫島は「地元に応援されるチームを目指すためにも、ピッチ内外で貢献したい」と、社会貢献活動にも積極的に動く。
過去には、男子バスケットボールが国内に二つ存在したトップリーグを統合。16年に新たなプロリーグとして「Bリーグ」がスタートした。開幕前は観客動員など多くの不安材料もあったが、新規顧客を取り入れて3年後にB1千葉のPG富樫勇樹(27)が、日本人初の1億円プレーヤーとなった。佐々木総監督は「数年でできるかというと厳しいのが現状だとは思うが、夢がたくさんあふれるWEリーグだと僕は思うし、大宮だと強く思っている」と青写真を描いた。
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