なでしこ 今季初の候補合宿スタート 高倉監督、喜びと感謝「チームの骨を太くする」

2021年03月17日 14:33

サッカー

なでしこ 今季初の候補合宿スタート 高倉監督、喜びと感謝「チームの骨を太くする」
なでしこジャパンの高倉監督 Photo By スポニチ
 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は17日、鹿児島県で今季初の候補合宿をスタートした。新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年11月を最後に約4カ月ぶりの活動となる。練習前にオンラインで取材対応した高倉麻子監督(52)は「多くの方々の協力の中で、キャンプをできるのがうれしく思うと同時に感謝している。海外組の参加は難しいので、国内から今年の東京五輪へ向かって、チームの骨を太くするために有意義なキャンプにしたい」と語った。
 本番の東京五輪まで残り4カ月。本来であれば18枠のメンバーも固まった状態で、4月からの国際親善試合で総仕上げを図るはずだった。しかし、コロナ禍の影響で今年1月に予定していた国内合宿を中止。本番前最後の国際大会だった2月のシービリーブス杯(米国)も辞退した。チーム作りに大幅な遅れが生じているが、高倉監督は「まずは選手のコンディションを見るところからになるが、試合(親善試合)に向けていい準備をしていきたい」と前を向く。

 依然、終息の見えないコロナ禍の状況での五輪開催は否定的な意見も多く、4年に一度の五輪を目標に頑張ってきたアスリートにとっては複雑な心境でもある。「この状況の中で選手が五輪をやりたいとか、大きな声で言えない雰囲気ではある。それが、叶わずともサッカー選手として1日1日努力するのは変わらない。自分の思いやサッカーのアイデアを高め合って、磨き合って。自分自身が作って行くチームと誰もが思って欲しい」と指揮官は声をかけた。

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