日本代表、U24代表の対戦国が防疫措置の上、入国可能に 国内組と海外組は宿舎フロアーも別

2021年03月18日 13:45

サッカー

 日本協会の須原専務理事は18日、オンラインで会見し、25日の韓国戦(日産)、30日のW杯アジア予選モンゴル戦(フクアリ)、またU―24日本代表が強化試合を行う同アルゼンチン代表について、日本政府からJFAの責任下における厳格な防疫措置の上、対戦国の入国、練習参加などが特例で認められたことを明かした。
 現在、新型コロナ禍の影響で原則、新規の入国は認めておらず、新規防疫措置は過去に例のない厳格さが求められる。対戦相手は入国72時間以内の陰性証明、日本代表の海外組も3日以内の陰性証明が必要。入国後も連日の検査を受け、入国翌日から3日目までの検査で陰性が証明された場合のみ、試合に出場可となるという。国内組も宿舎入りから連日、検査を受ける。

 宿舎では一般客との導線も分けられ、フロアーは貸し切り、部屋も個室。日本代表の国内組と海外組も別フロアーとなりマッサージ室、ロッカー室、インタビュー室も別、ミーティングの際は席を離すことが義務化された。移動バスの運転手も検査を受ける。U―24日本代表は東京―北九州間の移動もチャーター便となる。

 須原専務理事は「全てにおいて国民の皆さま、試合に関わる選手、スタッフ、全ての関係者の健康と安全の確保が最優先」と繰り返した。また30日のモンゴル戦に出場した場合、その日のうちに所属先に戻れれば翌日から3日目となる4月2日のJリーグには出場可能。それまでの練習参加は不可という。

 4月に2試合の親善試合を予定するなでしこジャパンも同様の運営となる。

おすすめテーマ

2021年03月18日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム