神戸・徳山社長 収入大幅減の中で特別利益52億円「楽天グループから強力なご支援」

2021年05月29日 14:17

サッカー

神戸・徳山社長 収入大幅減の中で特別利益52億円「楽天グループから強力なご支援」
オンラインで取材に応じた神戸の徳山社長
 神戸の徳山大樹社長(32)が29日、前日28日にJリーグから昨年度における各クラブの経営情報が開示された中で、報道陣のオンライン取材に応じた。
 Jクラブでダントツの約63億9000万円というチーム人件費を誇る神戸も、昨年度は新型コロナの影響を大きく受けた。営業収益は19年度の約114億4000万円から47億1400万円に減少し、前年比で67億2600万円円のマイナスだった。

 「コロナの影響で厳しい状況がありました。大きいところとしては、18~19年が楽天グループがヴィッセル神戸を活用したプロモーションを行っていた中で。昨年はコロナの影響もあり、広告活動が減少して、広告収入が減ったというところが一番の理由です」

 一方で、特別利益が52億5000万円あり、その損失を補てんする形となった。

 「広告活動に制限がかからざるを得なかった昨年の中で。広告活動という形ではなく、強力なご支援を楽天グループから頂いているというのが特別利益にも反映されている形だと思います」

 コロナ禍の中でもクラブとしてさまざまな面で収益を上げるため、新たな戦略を模索中。その一端を徳山社長は明かした。

 「グッズ販売では、ECの比率を上げていく。マッチデーに絡めた企画や勝利の瞬間を切り取った、モメントをうまく活用した商品の展開。ファン、サポーターの皆さまの目線に立って、新しい体験をどういう風に提供できるか。営業収益自体を向上させていくことに取り組んでいきたい」

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