MF橋本、Aマッチ初ゴールで定位置争い名乗り!「思ったより冷静にコース見えた」

2021年06月07日 22:50

サッカー

MF橋本、Aマッチ初ゴールで定位置争い名乗り!「思ったより冷静にコース見えた」
<日本・タジキスタン>後半、ゴールを決め、ガッツポーズをする橋本(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【W杯アジア2次予選   日本4ー1タジキスタン ( 2021年6月7日    パナスタ )】 ライバルの居ぬ間にアピール弾だ。MF橋本拳人(27=ロストフ)がW杯アジア2次予選タジキスタン戦で国際Aマッチ初得点。3日に行われたU―24日本代表との強化試合でも先制ゴールを決めており、主軸の遠藤航がU―24日本代表にオーバーエージ枠で参加する中、「点の取れるボランチ」として定位置争いに名乗りをあげた。
 2―1の後半6分、右サイドの味方にパスを出すと、そのままペナルティーエリア内に侵入。折り返しを右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。「思ったより冷静にコースも見えていたし、しっかりボールに当てることだけを意識した」。国際Aマッチ11試合目でのゴールに自然とガッツポーズも飛び出した。

 主戦場とするボランチは激戦区だ。主軸の遠藤に加えて、ポルトガルで成長を遂げた守田英正、橋本と同日に代表初ゴールをマークした川辺駿、さらに田中碧や板倉滉ら才能溢れる若手がひしめく。それでも橋本は激しい競争を「ここでプレーさせてもらえることを光栄に思うし、覚悟をもってきている。ポジションを奪いたい気持ちは強いし、そういった意味ではギラギラしている」と前向きに捉えている。

 タジキスタン戦では川辺と初めて2ボランチを組んだが、「お互いを見ながら、バランスを取りながらを意識して入った。いい時間帯もあったが、なかなか上手くいかない時間帯もあったので、そこは改善しなきゃいけない」と反省点も少なくなかった。個人のプレーでも「もっと前にボールを入れられる位置でパスを受けないといけないし、もっと先の展開を見ながらポジションを取らないといけないと感じている」と振り返っている。

 次戦は11日の国際親善試合セルビア戦。そして15日にはW杯アジア2次予選キルギス戦が待ち構えている。6月シリーズも残り2試合、「チームを上手く回すというところは自分の課題。より意識を持ってやりたい」と前を向いた。

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