鎌田、縦に速い攻撃を意識「世界基準」見せる 15日キルギス戦

2021年06月15日 05:30

サッカー

鎌田、縦に速い攻撃を意識「世界基準」見せる 15日キルギス戦
<日本代表練習>練習中に笑顔を見せる鎌田 Photo By スポニチ
 日本代表は、15日にW杯アジア2次予選キルギス戦(パナスタ)を迎える。既に最終予選進出を決めている中、オンライン取材に応じたMF鎌田大地(24=Eフランクフルト)は、W杯本大会でも通用する縦に速い攻撃の重要性を強調。この一戦も含めて世界基準にこだわり、森保ジャパンの完成度を高めていく。
 アジア予選に身を置きながらも、鎌田は世界を見ていた。親善試合セルビア戦後も含めて強調してきたのが、より縦に速い攻撃。「森保さんも常に戦術練習で言っていること」。チームとしての戦い方であることを前置きした上で、その重要性を改めて説いた。

 「縦への意識は、現代サッカーでは大事な部分の一つ。時と場合によって使い分けないといけないけど、カウンターができるなら、前に(ボールを)当てることは大事」

 実際にセルビア戦では、守から攻へと切り替わった際にボールを保持しようとした前半は攻撃が停滞。一方、より縦に動かすようになった後半は活性化した。日本代表でもトップ下での地位を確立しつつある鎌田は、世界基準を求めている。

 「まだW杯の出場権を獲れていないから最終予選のことも考えないといけないけど。もう一つ先の世界を考えると、自分たちがボールを持てない時間も続く。いい守備をして、いいカウンターをすることが上のチームに勝つためには大事」

 今季、ドイツ1部では上位4位以内の相手からゴールを奪った“強豪キラー”だけに、その言葉には説得力がある。今回の代表活動全5戦の締めくくりとなるキルギス戦も、高みを目指しながら戦い抜く。 

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